中学受験を終えたのでその総括
目次
振り返り
最後に自分の中の振り返りをよかったこと、改善すべきことに分類して書いておく。普段は KPT でやることが多いが、我が家の場合は二度目の中学受験がないため、Try は敢えて書かない。
よかったこと
- 第一志望に合格した。
- 麻布の結果が分からない中で本郷に落ちたのは、失敗の経験としてはよかった。
- 幼稚園から SAPIX に入るまでの公文。
- 早い時期に計算力といった基礎力を養えた。
- 極めて早い時期に、親の意向ではなく本人自身が決めた目標として第一志望を設定できた。
- 自発的ではないが早稲田アカデミーへの転塾。
- 個別指導などに頼らず、基本的には塾の集団指導メニューのみに絞った。
- 息子にとって分かりやすくメリットのある中間ゴール設定。
- 小遣いは小学校の通知表をベースにした成果主義。
- NN 特待生になったら授業料の一部をキャッシュバックなど。
- 早稲田アカデミーでのいい先生との出会い。
- 直前 2 週間の Zoom 自習室の開催。
- 麻布合格発表直前に本郷中に落ちたときの徹底的なサポート。
- 早い段階で自宅にホワイトボードを導入し、説明やスケジュール管理などに使った。
- 受験校を最低限に絞った。
- 早めの薬物療法。
- 幼稚園時代から本は与えていた。特に紙の新聞や雑誌を置いておいた。
- 結果的に、新聞を勝手に読んで時事情報はキャッチアップしていた。
- 月刊「ニュートン」の化学特集が気に入ったのか、すり切れるまで読んでいたらしいが、麻布の理科で分子量が出てきたので助けられた。
改善すべきこと
- 本人の正確な特性をもっと早く把握すべきだった。
- その特性をベースに、もっと早めに「本人に合う」塾かレビューすべきだった。
- 合格実績も重要だが、それ以上に重要なのは本人が少しでも楽しめるか。
- 家庭学習に無理にフォーカスすべきではなかった。
- 成績低迷のときに追加で問題集を積むべきではなかった。
- 塾のメニューを信頼すべきだった。
- 鞭ばかりで飴が少なかった。
- 結果として、本人の自己肯定感を削いでしまった。
- 麻布の入試が終わって「すべて終了した」感を出してしまった。
- 息抜きメニューはもう少し充実させるべきだった。取り上げすぎた。
中学受験は金額的な意味でも時間的な意味でも非常にコストのかかるものではある。しかし、その後の 6 年間で得られる経験は何物にも代えがたいと、自分の経験からも信じている。
そんな中学受験について、この記事が少しでも役に立てば幸いに思う。
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