HONDA GE FITのヒューズボックスにシガーソケットを増設する
FITにドライブレコーダーを載せる話を何度か書いてきたが、ドライブレコーダーを稼働させるには電源の確保が重要になる。大体どの機種も電源ケーブルにシガーソケットが付いているが、コンソールにあるソケットに差すとケーブルの取り回しが大変になってしまうし、他の機器を使うことが出来ない。なので、ヒューズボックス内にシガーソケットを増設してみた。
今回は、エーモンから出ている
- 線付ソケット(メス) E329
- 低背ヒューズ電源 E576
- クワ型端子セット M274
を組み合わせてみた。線付ソケットの+側(赤)をヒューズ電源のギボシ端子に接続する。-側は端子を切り捨ててクワ型端子を圧着する。圧着には電工ペンチを使えばよい。私は不安なのでさらに半田で固定してしまったが……
こうしてヒューズが完成したら、フィットのヒューズボックス内に取り付ける。ヒューズボックスのアクセスについては「いじれ! Fit: 電源取り出し」が詳しい。
ボディアースとヒューズの取り替えだけなのでバッテリーを外す必要はないとは思うが、私は万が一に備えてバッテリーを取り外した。GEフィットはバッテリーを外してもオーディオ機器を除けば平均燃費程度しかリセットされないので結構便利。うちの場合はHDDナビなので、オーディオの設定もリセットされなかった。
バッテリーを外したら、まずボディアース側から取り付ける。私の場合は、ヒューズボックス左側にあるアース取り用のビスに接続した。次にACC電源が出ている7.5Aのヒューズを取り替える。ヒューズの向きに気を付けないとヒューズボックス側のヒューズが大変なことになるので気を付けるべき。
あとは、Aピラーと天井内張に電源ケーブルを通して、増設したシガーソケットに接続すれば完了。
Aピラーの中を通すときはケーブル通しを使うか、ダッシュボード側からヒューズボックスに被覆針金を通し、その針金にドライブレコーダー側に差す電源コネクタをくくりつけてダッシュボード側に引き上げるといい感じになる。