ドライブレコーダ Pittasoft DR400G-HD で逆光下・トンネル出口・夜道を走ってきた
ドライブレコーダを PITTASOFT DR400G-HDに換えてからしばらく経ったが、ドラレコ的に問題になりそうな箇所を何箇所か走ってきた。問題になりそうな箇所といえば、
- 並木通り – 木が原因でブロックノイズが発生する
- 逆光 – 全体的に暗くなって映像を見難くなったり、スミアが発生する
- トンネル出口 – 急に明るくなるので、映像が白飛びして全画面が真っ白になったりする
- 夜間 – 映像が暗くて何も見えないケースがある
- LED 信号機 – 50Hz または 60Hz で点滅しているので、撮影していると消灯しているように見える
くらいだろうか。前回の記事で、並木はブロックノイズが発生するものの、DR-3000 のように問題になるレベルではないこと、LED 信号機は点滅するものの、消灯しているように撮影されることはないことは分かった。今回、それ以外のケースを撮影してきたので紹介したい。
まず、トンネルのケース。今回は近場にある外環道こと東京外環自動車道大泉ICから和光ICまで続くトンネルを走ってみた。
出口に近づくと出口より先が若干白飛びがちではあるが、DR-3000 のときのように完全に白飛びするわけではない。さらに、トンネルを出た瞬間に露光制御が効いてすぐに映像が回復しており、十分実用レベルだろう。
街中にある立体交差も走ってみたが、
同様に露出制御が効いていて映像に問題はないと思われる。
次に逆光下。最初に買った VD-3000J は逆光が弱かったが、DR400G-HD では以下のようになる。
逆光下では、DR-3000 が一番よかったと思う。DR-3000 では逆光であることがほとんど分からないレベルの映像で、全てが映っていた。ただ、DR400G-HD はこの状況下でも前車のナンバープレートが映っているし信号も問題なく映っているので、実用上問題にはならないと思われる。
最後に夜間の映像について。今回は敢えてさらに条件の悪い雨天の夜道を撮影してみた。
これまで使ってきた VD-3000J, DR-3000 と比べても遥かによく映っている。若干緑がかってみえるのは、赤外線を完全にカットしていないからだろうか? いずれにしても、これだけ映っていれば万が一の時にも十分役立つだろう。
以上のように各種悪条件下で撮影してきたが、どれも少なくとも実用レベルには達していると思われる。さらに画質を加味した上で、2011年で最もコストパフォーマンスの良いドライブレコーダだと言えるだろう。
最後に録画可能時間について。今回、駐車モードOFF、通常 : イベント = 60:40 で撮影してみたが、東芝製 32GB MicroSD カードで通常モードの映像は大体5時間分ほど残っている感じだった。私のように大阪〜東京の往復全てを残したい場合はイベントモードを切った上で 32GB MicroSD を 2 枚用意するか、イベントモードを残すなら 4 枚ほど用意すればいいと思われる。