Gentoo Linux で kvm-qemu: KVM とネットワーク設定
前回、ホスト側カーネルを KVM 向けにコンパイルしなおしたが、再起動が終わったら kvm-qemu をインストールする。Xen のときと同じく、基本的に unstable なものをインストールする。
libvirt では kvm-qemu サポートが必要になるので、/etc/portage/package.use
に以下のように追記する。
app-emulation/libvirt qemu lvm
lvm はなくてもよいが、ここはお好みで。個人的には、仮想マシンのディスクをローカルディスクで使う場合は LVM にしておくのがいいと思っている。もちろん、本格的に運用するのであれば SAN を導入するのがいいのは言うまでもない。
USE フラグの設定が終われば、
ACCEPT_KEYWORDS="~amd64" emerge kvm-qemu virt-manager
で kvm-qemu をインストールする。
最後にネットワーク設定だが、私は基本的にブリッジネットワークしか使わないのでブリッジの設定のみにした。
config_eth0="null" dns_domain_br0="intra.dameningen.jp" config_br0=( "192.168.1.xxx netmask 255.255.255.0 brd 192.168.1.255" ) routes_br0=( "default via 192.168.1.1" ) dns_servers_br0="192.168.1.1" bridge_br0="eth0"
これでブリッジインターフェイス br0
ができる。
以上でホスト側の設定は終了になる。あとは仮想マシンのインストールになるが、Gentoo の場合はいくつか注意点もできてくるので、それについては次回以降に書こうと思う。