アクションカム Sony HDR-AS100VR を買った件 – 手ぶれ防止機能など
もう半年以上前になるが、SONY のアクションカム、HDR-AS100VR を買ったので色々と試してみた。HDR-AS15 を買ったときは荒削りすぎて「これプロトタイプちゃうんか」的な感想を持っていたが、
- 手ぶれ防止機能が相当強化されたらしい
- ウォータープルーフケースに入れなくても三脚アダプタ単体でマウントできるようになった
- YouTube で見た限り、GoPro HERO 3 くらいの画質にはなっている感じ
- GPS 対応・ディスプレイ付きリモコン (これは HDR-AS30 から)
ということもあり、自転車で使う前提で買った次第。
すでに発売後半年以上経っているので画質等は割愛。自転車へのマウント方法だが、今回は REC-MOUNTS の Garmin Edge 用マウンタ REC-MOUNTS Type8 GARMIN Edge + GoPro と REC-MOUNTS 変換アダプター GoPro→ 1/4カメラネジ(三脚固定ネジ) (アルミ製モデル) を組み合わせた。GoPro → 三脚アダプターはプラ版とアルミ版があるが、アルミ版を選択するのが重要。
実際にマウントするとこんな感じになる。
黒い自転車だと相当目立つ気はするが、幸いチェレステだとそんなに目立たなく、かつ Garmin と比べると出っ張らないのであまり違和感がない。
ただ、目玉の電子手ぶれ防止機能についてはまだ問題がある。若干シャープネスが失われるのは性質上仕方がないにしても、夜の街灯などでゴーストが発生する。手ぶれ防止機能を on にした場合はこんな感じ。
ほぼ同じ地点で手ぶれ防止機能を off にした場合は以下。なお、撮影日時が異なるため、天候などすべての条件が一致するわけではない。
視野角以外にもゴーストの有無で全く異なる絵となり、事実上、夜間撮影で手ぶれ防止機能は off にするしかないというのが残念なところだと思う。三脚アダプターを使う場合は、そもそも三脚アダプターの構造自体の問題で本体が揺れるので、手ぶれ防止機能で無理矢理安定化すると非常に眠い動画になってしまう。
ただ、勉強会の記録用途としては割と使えると思う。撮影可であれば、ゴリラポッドなどで容易に自立させた上でモバイルバッテリーと組み合わせることにより、割と長めのセミナーや勉強会でもすべて撮影できるのは楽でいい感じではある。ただ、純粋なアクションカムとして使うのであれば、2倍近い価格差はあるものの、最近発売になった GoPro HERO4 には勝てないなというのが正直なところだろう。